ダンボールコンポスト

我が家ではごみの減量にも取り組んでいます。
そのうちのひとつが、コンポストです。

コンポストとは言っても大掛かりなものではなく自分で作ったもの。
ダンボーコンポストで検索すると沢山ページが出て来るので、それを参考に作りました。
ミカン箱のような丈夫なダンボールに、腐葉土・米ぬかを入れてかき混ぜます。
虫を気にされる場合は古Tシャツ等で虫除けカバーを作った方がいいです。
私は虫には強いので虫対策はあまりしておらず、案の定、虫が出ましたが害はないのでそのままにしています(笑)
嫌な方はカバー必須ですね。
そこに毎日出る生ゴミを投入していきます。
入れても大丈夫なもの・入れない方がいいものもネットに載っていますが、あまり気にせず何でも入れています。
また量が多いと分解出来ないようですが、我が家は元々生ゴミは少ないのでほとんど入れられています。
匂いが出るのではないかと心配していましたが、ほとんど気になりません。
3カ月くらい続けると堆肥になるので、家庭菜園をする母に使ってもらいます。
写真はその堆肥で生長中のブロッコリー
ごみを減らせるだけでなく、化学肥料を使わない野菜が食べられるなんて一石二鳥です。

ダンボーコンポストを始める上で、不安や心配がなかったわけではありません。
匂いが出たらどうしよう、ちゃんと堆肥にならなかったら…と始める前にいろいろと考え過ぎてしまい、なかなかスタート出来ずにいました。
しかし子ども達と理科の実験をするつもりで気楽に始めようと思い直し、その都度一緒に調べたり、ああしたら?こうしたら?等と言いながら対処したりしたので、あまり大変だとは思いませんでしたし、楽しく続けられています。

ごみを削減出来ること・美味しい野菜を食べられることとメリットは沢山ありますが、やってみて一番良かったことは、子ども達に携わってもらえたことです。
子ども達が大きくなる頃には、環境意識は更に高まっていることでしょう。
そんな時代を生きて行く彼らに、環境への取り組みを身近で感じ、意識してもらえていることはとても有意義なことだと感じています。

ごみ袋に入れてしまえばただの生ゴミですが、分解され土に還り作物を育て、それを私達が食し体を作っていく。
皮等はまたコンポストで分解され…という命のサイクルを近くで感じられるのも素晴らしいことですね。
これからも続けて行こうと思います。

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