Meat Free Saturday

畜産が環境に良くないことは以前お話しましたね。

ourhappydays.hatenablog.com

現在世界の至るところで肉を食べない運動が起こっています。

日本ではまだ馴染みがないかもしれませんが、学校給食でも肉を出さない日を設ける国も増えているほどです。
数ある活動の中で私が関心を持っているのが、Meat Free Monday(ミートフリーマンデー)です。
文字通り週に一度月曜日は肉を食べないようにしようというものです。
我が家でも実践しようと思ってはいたものの、なかなか実行に移せずにいました。
私は大のお肉好き。
更に料理の嫌いな私にとっては、献立を決めるのがとても大変なことのように思えたからです。

 

しかし遂に、意を決して始めました!
家族と相談の結果、月曜日ではなく土曜日の、更に夕食だけというかなり緩いルールになってしまいましたが、まずは無理なく続けられることが最優先だと考えてこれで始めることにしました。
先日、早速第一回目の土曜日を迎えました。
メニューは、
・ほうれん草のお浸し
・挽肉の代わりに大豆ミートを使ったキャベツの肉味噌炒め風
・薩摩芋の煮物
・大根の味噌汁 です。

どれも今までに作ったことのあるものばかりなので、家族からクレームもなく沢山食べてくれました。

大豆ミートは以前から使っていて、我が家ではすんなり受け入れられています。
豆腐の苦手な私でも美味しく食べられています。

私は乾燥してあるものを使っていて、茹でたらお肉と同じように調理すればいいので特に難しいことはありません。

考えてみると子ども達は和食が好きなので、朝食も高野豆腐やらひじきの煮物やらが多いので、朝食も行けそうです。

 

真新しいものを作るのではなく普段のメニューから組み合わせて行けば無理なく出来ることは今回のことで分かりました。

暫くは同じメニューばかりになったり大豆ミートばかりかもしれませんが、徐々に料理の幅を広げて続けていこうと思います。

 

 

 

 

紙ならいいの?

近頃、世間でも脱プラスチックの声をよく聞かれるようになりましたね。
それと同時に、プラスチックの代替として紙を使うという話もよく耳にします。
ビニール袋の代わりに紙袋を、プラスチックストローの代わりに紙ストローを…等です。
プラスチックを使わないことに意識が向くようになったのは、とても良いことだと思います。
ただ、紙も大切な資源であり、プラスチックとは別の意味で使い過ぎてはいけないものです。

大切なのは、プラスチックにしろ紙にしろ、使い捨てをやめるという意識ではないでしょうか。
私はコーヒーが大好きでよく買いに行きます。
以前はプラスチックカップで提供されていましたが、今は紙カップです。
プラスチックは勿論ダメだけど、紙だからといっていいわけじゃないんだよな~。
このまま世界中が紙を多用するようになったら、それはそれで大問題になりそう…。
と、なんだかモヤモヤしてしまいます。
だから私は自分のタンブラーを持参することに決めました。
そのタンブラーもなるべく持続可能なものを選んで購入するべく、調べているところです。
これはカップだけではなく、何事にも言えることだと思います。

使い捨ての時代はもう終わりです。
プラスチックでも紙でも他のものでも、たった一回きりの使用で捨ててしまうなんてことは最低限にしなければいけないのです。
また何かを購入する際には、安易に買ってしまうのではなく、自分のお気に入りの逸品を見付けて大切に使っていく。
そういった価値観が広まっていけば、素材が何であろうが乱用されることなく済むのではないかと思っています。

一石二鳥?いやそれ以上のシャンプーです。

シャンプーを固形のものにしました。
今までのものも気に入っていたので、代えるのは勇気がいりました。
しかし詰め替え用を購入していても毎回出てしまうプラスチックゴミ…。
とりあえず試してみようと気になっていたこれを使ってみたところ、すごく良かったのです!
自分史上最高にサラサラになりました!

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使い方はとても簡単です。
シャンプー(大きい方)を直接髪の上から下へ数回撫で付け、泡立てます。
私は肩より少し上くらいの長さですが、2回撫でるだけで充分泡立ちます。
濯いだらコンディショナー(小さい方)を髪に数回撫で付け、流します。
石鹸を直接髪に付けること以外、一般的なシャンプーと使い方は同じです。
私はシャンプーだけだと少しきしむ感じがしましたが、コンディショナーをやって乾かすと本当にサラサラになりました。
合わないものを使うとすぐ痒みが出るのですが、これは大丈夫でした。
また皮膚の弱い次男も使えています。

ネットで購入していますが、包装もプラスチックは一切無し。
その上、動物実験もしていない・天然成分で出来ている等、嬉しいことが他にも沢山あります。
一緒に購入した容器もプラスチックではなく、コーンスターチ等の天然素材から出来ています。
つまりこのシャンプーを使っていれば、髪を洗う点では一切プラスチックを使わずにすむのです。
今では家族全員これを使っているので、シャンプーボトルのスペースがこれに代わり、お風呂がすごくすっきりしました。

我が家にとっても地球にとっても良いこと尽くめのシャンプー。
あなたも是非試してみてはいかがでしょうか。

他人事ではありません!

地球温暖化を食い止める為に、パリ協定で地球の温度上昇を産業革命前の1.5℃以内におさめるよう各国が努力することとなり、様々な取り組みが行われているところです。
しかし今後5年以内に1.5℃以上上昇してしまう可能性が40%もあるそうです。
ただこれは一時的な温度上昇であり恒常的なものかは分からないそうですが、それでも危険な数字です。
何か警鐘を鳴らされているような、そんな気さえしてしまいます。

1.5℃以上上昇すると世界各地で旱魃や山火事、大雨や熱波等の自然災害が多発したり、海面が更に上昇したり、新たなウィルスが生まれ易くなったり…とキリがないくらい、その影響は計り知れません。
近年日本でも○○年に一度と言われる程の台風や大雨等が頻発していますよね。
こういったことが日常の風景となるのです。
これは他人事ではありません。

私はこのニュースをBBCで知りましたが、このことを報じている日本のメディアはいったいいくつあるでしょうか。
新型コロナウイルスやワクチンに関するニュースも勿論大切ですが、このことも同じくらい大切なことです。


勿論政府や企業がもっと力を入れて対策に乗り出すべきです。
しかし私達ひとりひとりももっと強く意識を持って行動するべきです。
温度上昇を止めるために一番重要なことは温室効果ガスを減らすことです。
私達も普段の生活の中で気を付けられることは沢山あります。
(車をなるべく使わない、肉を食べない等)
今はインターネットで何でも調ることも出来ます。
今の地球を取り巻く現状や自分に出来ることに、どうか関心を持って下さい。
少しでも行動を起こしましょう。
一人一人が少しずつでも努力して行けば、きっと未来を変えることが出来ます!

ペットボトル 我が家の場合

前回はペットボトルの処理を取り巻く問題についてお話ししました。
今回は、我が家の取り組みをご紹介致します。


①きちんとリサイクルされるために…
前回、リサイクル率の低さは捨てる側の意識の問題でもあるとお伝えしました。
捨てる際にはきちんと飲み切ってから、綺麗に洗って廃品回収に出しています。

②そもそもペットボトルを買わないために…
ペットボトル含むプラスチックゴミは世界的にも問題になっています。
まずはそれを減らすことが喫緊の課題です。
普段家で飲む麦茶はティーバッグで作っています。
子ども達が学校に持って行く水筒にもこれを入れます。
毎日1リットルのガラス容器2本を準備しておけば足ります。
しかもティーバッグの中身はコンポストに入れられるので、出るゴミはティーバッグの袋のみです。
麦茶以外のものは、なるべく紙パック入りや缶入りの飲料を購入します。
アイスコーヒーやオレンジジュース等は紙パックや缶でも出ています。
飲み終えた後は綺麗に洗ってリサイクルへ。
それから、出掛ける時には家族全員マイボトルを持って出掛けます。
因みに私のマイボトルはクリーンカンティーンのもの。

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シンプルなデザインに一目惚れしました。
更に環境に配慮した持続可能な材料のみで作られていて、ペットボトルだけではなくプラスチック全体を減らしていきたい我が家には最適です。

③どうしてもペットボトルが必要になったら…
少しでもプラスチックゴミを出さないように、ラベルレスのものを購入します。
ネットにもありますし、今は近くのイオンやコンビニ等でも見かけるようになったので、今後もっと普及するのではないでしょうか。


ペットボトルは本当に便利でついつい買ってしまいたくなりますが、それでなくてもいい場面は沢山あります。
これはペットボトルだけについて言えることではありませんが、『便利であること』の裏には環境破壊に繋がる問題が隠れていることが多々あります。
勿論その便利さが必要な時もありますが、そればかりに頼らず出来ることを探してみると結構見付けられるものです。
まずは知ること。
そして意識してみること。
ペットボトルの場合は、捨てる時や買う時に少し意識するだけで、変化を起こすことが出来ます。
一人ではほんの小さな変化でも、それが集まって大きな力になることを願っています。

ペットボトルリサイクルの現状

今回はペットボトルのリサイクルについてお話ししたいと思います。
現在国内で販売されている飲料の約80%はペットボトルで売られているそうです。
飲み終えたペットボトル回収率90%以上、リサイクル率は80%以上と世界的に見ても高い水準を保っているように見えます。
しかしこのリサイクル率には、ちょっとしたからくりがあるのです。
この内訳を大まかに見ていくと、また新たなペットボトルとして生まれ変わるのが28%、他のもの(繊維等)に使われるのが4%、残りは焼却処理されているのです。
焼却処理の方法は2つに分けられます。
ひとつは焼却することで出る熱をエネルギーとして使うサーマルリサイクル、もうひとつは単なる焼却処分です。
このサーマルリサイクルについては国際的にはリサイクルとしては認められないので、日本のペットボトルリサイクル率は、本当はもっとずっと低いということになってしまいます。
また、リサイクルというとペットボトルからペットボトルへというイメージが強いかと思いますが、実はこのボトルtoボトルのリサイクルが出来ているのはほんの少しに過ぎないのですね。

では何故こんなにリサイクルが難しいのでしょうか。
理由は使用済みペットボトルに付いた不純物です。
飲み残しや煙草の吸い殻が入っていたり汚れが付いていたりするものは再生ボトルには出来ない為、焼却に回すしかないそうです。
またペットボトル専用のゴミ箱にそれ以外のゴミを入れてしまうと、それも中のボトルを汚すことに繋がってしまうそうです。
ということは、リサイクル率の低さは捨てる側の私達の意識の問題でもあるわけですね。

今、飲料業界各社がボトルtoボトルのリサイクル率を上げようと、様々な試みをしているそうです。
私達に出来ることは、飲んだ後はきれいに洗ってから捨てること。
企業や人々が協力してクリーンな循環型社会が作れるといいですね。

ダンボールコンポストの作り方

ゴミの減量の為にダンボーコンポストを活用していることは以前お話ししました。
また新たに作ることにしたので、今回はその作り方をご紹介します。

まず、用意するもの
ダンボール(みかん箱のような丈夫なもの)
・新聞紙2日分
腐葉土
・米ぬか
・古Tシャツ
・ゴムや紐
腐葉土はホームセンターで手に入ります。
米ぬかはお米屋さんでもらえます。(こちらでは1㎏50円で譲ってもらえました。)

作り方
ダンボールの蓋部分を立て、内側と外側にガムテープを貼る。
②底に新聞紙2日分を敷く。
③米ぬかと腐葉土を3:5の割合で混ぜ、よくかき混ぜる。
今回は2.1㎏と3.5㎏でやりました。
(写真は混ぜた後の状態です。)

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④カバーとして、古いTシャツを適当な大きさに切り、ダンボールに被せてゴムや紐で縛る。

以上で出来上がりです。

これを雨の当たらない風通しの良い場所に置き、生ゴミを投入していきます。
3か月くらい使えます。
生ゴミを入れたらかき混ぜるのですが、何も入れなくても毎日かき混ぜます。
生ゴミの分解が進むと温度が上がりますが、上がっていないようなら米ぬかをコップ1杯くらい足すか、揚げ物等で使用済みの油を入れます。
野菜の皮は細かくした方が分解が早いです。
入れても大丈夫なもの避けた方がいいものとありますが、私はあまり気にせず入れてしまっています。
他にも細かいことはいろいろあるようですが、結構大雑把にやってしまっています。

以前も書きましたが、始める前はいろいろ考えてしまってなかなか手を出せずにいました。
しかし実験のつもりでやってみようと始めたところ、すっかりハマってしまいました。
一番心配だったのは臭いですが、あまり気になりません。
臭いが出てしまうのはきちんと発酵出来ていないからなので、米ぬかや油を足せばいいそうです。
情報はネットに沢山載っているので、何かあれば参考にしながら対処しています。
失敗したらどうしようと不安でしたが、失敗のように見えてもひとつずつ対処して解決して行けばそれは失敗ではないのです。
出来た堆肥はお庭の野菜やお花に使っています。
自家製堆肥で家庭菜園なんて、ちょっと素敵ですよね?

難しそうに思えるかもしれませんが始めてみると意外に簡単ですし、毎日状態を確認することで愛着が湧いてきます。
私は自己流でやってしまっているところも結構あるので、ご興味があれば検索してみて下さい。
もっと丁寧なページが沢山あります(笑)
またダンボール以外にもコンポストは様々な種類があるので、そちらも検索してみて下さい。

ゴミの減量にもなり安全な堆肥も出来るダンボーコンポスト
私のようにゆるーく気楽にやっていても続けられます。
この記事を読んで、ちょっとやってみようかな?と思っていただけたら嬉しいです。