紙ならいいの?

近頃、世間でも脱プラスチックの声をよく聞かれるようになりましたね。
それと同時に、プラスチックの代替として紙を使うという話もよく耳にします。
ビニール袋の代わりに紙袋を、プラスチックストローの代わりに紙ストローを…等です。
プラスチックを使わないことに意識が向くようになったのは、とても良いことだと思います。
ただ、紙も大切な資源であり、プラスチックとは別の意味で使い過ぎてはいけないものです。

大切なのは、プラスチックにしろ紙にしろ、使い捨てをやめるという意識ではないでしょうか。
私はコーヒーが大好きでよく買いに行きます。
以前はプラスチックカップで提供されていましたが、今は紙カップです。
プラスチックは勿論ダメだけど、紙だからといっていいわけじゃないんだよな~。
このまま世界中が紙を多用するようになったら、それはそれで大問題になりそう…。
と、なんだかモヤモヤしてしまいます。
だから私は自分のタンブラーを持参することに決めました。
そのタンブラーもなるべく持続可能なものを選んで購入するべく、調べているところです。
これはカップだけではなく、何事にも言えることだと思います。

使い捨ての時代はもう終わりです。
プラスチックでも紙でも他のものでも、たった一回きりの使用で捨ててしまうなんてことは最低限にしなければいけないのです。
また何かを購入する際には、安易に買ってしまうのではなく、自分のお気に入りの逸品を見付けて大切に使っていく。
そういった価値観が広まっていけば、素材が何であろうが乱用されることなく済むのではないかと思っています。