プラスチックを減らす為の我が家の取り組み①

プラスチックごみによる環境汚染が世界中で問題になっています。
前回の記事で書いたように、地元の海にも沢山のプラスチックごみが漂着していて、心を痛めております。

プラスチックごみを減らす為には、まずはプラスチックを使わないこと。
日々の生活の中で使用しているものも、プラスチック以外のものに代えられるものはないか見直しています。
その中でやめたものの一つが、メラミンスポンジです。
白くて、手で簡単にちぎれて、こすると消しゴムのように小さくなっていくものです。
私も以前は本当に重宝していました。
洗面台の水垢に急須の茶渋にと、様々な場所に使っていました。
でも実はあれはプラスチックです。
しかも手で簡単にちぎれるということは、すぐに崩れてマイクロプラスチックになり易いということです。
使っている間にポロポロと崩れ、下水に流れ込んでしまいます。
マイクロプラスチックは小さ過ぎて下水処理場で取り切れないので、そのまま海に流れて行きます。
自分の家のきれいが海を汚した上に成り立っているなんて…。

その事を知ってから、メラミンスポンジの使用をやめました。
代わりに、クエン酸重曹を使って掃除をしています。
例えば水垢にはクエン酸
水で溶かして気になる箇所にスプレーし、少し待ってから布等で擦ればきれいになります。
茶渋は重曹を少し付けて擦れば、こちらも新品同様になります。
しかもクエン酸重曹も様々なところに使えるので、トイレ用・お風呂用等の専用洗剤を買う必要がなくなったことも嬉しいです。
そのパッケージもプラスチックですから。

メラミンスポンジはなくすことが出来ましたが、食器を洗うものやトイレを掃除するもの等、我が家にはまだまだプラスチック製のスポンジがあります。
メラミンスポンジ程ではないにしろ、こちらも使用しているうちに少しずつ摩擦で削れて海を汚しているのでしょう。
こちらもゆくゆくは環境を汚さないものに代えていくつもりです。

自分の家も地球も汚さない、そんな風に出来たら良いですね。