捨てずに寄付

あなたは不要になった服をどうやって手放していますか?


ここ数日すっかり寒くなりましたね。
片付け魔な私にとって、こういう時は服を見直すチャンスです。
来年は着ないであろう夏服や小さくなってしまった子ども服等、処分することにしました。
我が家では不要になった服は寄付することにしています。

今回利用したのは『古着でワクチン』。
申し込むとキットが送られて来るので、そこに古着を詰めて送るだけです。
キット購入代金の中にワクチン代も含まれているので、古着だけでなくポリオワクチンも途上国に寄付することが出来ます。
更に寄付した古着の選別等の為に現地での雇用も生み出せます。
寄付することは捨てるより手間もお金もかかります。
しかし子ども達のために買った可愛い服が、今度はどこか別の場所で誰かに喜んでもらえると思ったら、こんなに嬉しいことはありません。

以前は、古着はリサイクルショップに持って行っていました。
しかし環境問題について調べていくに連れ、様々な世界情勢も知ることとなり、日本では考えられないような苦境に立たされている人々がいることが分かりました。
ポリオも日本ではもうほとんどない病気ですが、海外では今もそれに苦しむ子ども達がいます。
ワクチンされあれば…。
その一方で、そんなに裕福というわけではなくてもとりあえず日々の暮らしには困らないでいられる私達。
だとしたら、その人達の役に少しでも立てるように私に出来ることは寄付をすることなのではないか。
そう考えるようになり、以来、我が家で不要になったものはなるべく寄付をするようにしています。
今回は服ですが、おもちゃや本・食器等も別のところに寄付をしています。

要不要の判断がなかなかつかないものでも、次の誰かの役に立てると思うと気持ち良く手放せることもあります。
もしあなたがモノを処分する際に、寄付するということが選択肢の一つとなれば幸いです。